テント泊とバンガロー泊、どっちにする?|迷ったときの選び方(はじめての三景園)
「キャンプに行ってみたいけれど、テントを立てられるか不安」「子どもがまだ小さいし、天気が崩れたらどうしよう」。はじめて三景園を予約しようとして、テント泊にするかバンガローに泊まるかで手が止まってしまう、という方も多いのではないでしょうか。けれど、どちらが正解ということはありません。大切なのは、今回のキャンプで何を一番大事にしたいかです。設営の手間や天気への不安を減らしたいならバンガロー・ログハウス、外の空気や設営そのものを楽しみたいならテント泊が向いています。この記事では、2つの泊まり方の違いと向いている人、迷ったときの決め方をご紹介します。
テント泊とバンガロー泊、いちばんの違いは?
いちばんの違いは「寝る場所を自分でつくるかどうか」です。テント泊は到着してからテントを立てて寝床をつくり、バンガロー・ログハウスは屋根と壁のある建物に荷物を運び入れるところから始まります。
三景園には、バンガロー「しらかば」「さざんか」とログハウスの3棟があり、どれも定員6名、室内はフローリングで照明とAC電源が付いています(2026年11月時点)。建物の外には駐車スペースとキャンプスペースがあり、ご用意いただくのは「テント以外のキャンプ用具全般」です。つまり、バンガロー泊は「テントの代わりに建物で寝るキャンプ」と考えると分かりやすいかもしれません。
テントサイトでの宿泊と比べると、主な違いは次のとおりです。
| テント泊(テントサイト) | バンガロー・ログハウス | |
|---|---|---|
| 寝る場所 | 自分で立てたテント | 屋根・壁のある建物(フローリング) |
| 到着後の最初の作業 | テントの設営 | 荷物の運び入れ |
| 用意するもの | テントを含むキャンプ用具一式 | テント以外のキャンプ用具全般 |
| 電源 | AC電源付きは一部の区画のみ | 室内にAC電源あり |
| 雨・風の影響 | 受けやすい | 受けにくい |
| 外の気配 | 布一枚のすぐ向こう | 壁をへだてて少し遠い |
| チェックイン・アウト | 13時〜17時・11時まで | テントサイトと同じ |
| 選べる数 | エリア・区画の選択肢が多い | 3棟のみ |
チェックインとチェックアウトの時間はどちらも同じです。そのぶんテント泊では、到着後の時間の一部が設営と撤収に充てられます。バンガロー・ログハウスなら、その時間をそのまま散策や食事の準備、子どもとの遊びに回せます。
なお、建物ごとの設備はキャンプ場・設備、ご利用料金はご利用案内・料金、ご予約の流れはご予約についてのページでご案内しています。この記事では、どちらを選ぶかの考え方に絞ってお話しします。
バンガロー・ログハウスが向いている人

「キャンプの楽しさは味わいたいけれど、不安の種はできるだけ減らしたい」という方には、バンガロー・ログハウスが向いています。具体的には、次のような方です。
- はじめてキャンプをする方: テントの設営は、慣れないうちは思った以上に時間と体力を使います。最初の一回は「外で過ごす時間」を楽しむことに集中し、設営は次回以降の楽しみにとっておく、という考え方もあります。
- 小さなお子さん連れの方: 大人が設営に手を取られている間、子どもから目を離しにくいのは悩みどころです。寝る場所がすでにあれば、到着してすぐに一緒に遊び始められます。床がフローリングなので、地面の凹凸を気にせず寝床をつくれるのも安心材料です。
- 雨の予報が出ている方: 雨の中でテントを立てたり、濡れたテントをたたんで持ち帰ったりする手間がかかりません。
- 寒い時期にキャンプをする方: 地面の冷えが直接伝わりにくく、室内のAC電源で電気を使う道具も持ち込みやすくなります(詳しくは後の「雨の日・寒い季節」の項で触れます)。
- テントを持っていない・道具が少ない方: 用意するのはテント以外のキャンプ用具です。「テントを買う前に、まずはキャンプの雰囲気を確かめたい」という方にも合っています。
ただし、建物があるからといってキャンプ用具がまったく要らないわけではありません。寝袋やマット、調理道具などはご自身で用意する前提なので、「ホテル泊の延長」ではなく「テントのいらないキャンプ」とイメージしておくと、当日の想像とのずれが少なくなります。
テント泊のほうが向いている人

一方で、キャンプの醍醐味を「外で眠ること」そのものに感じる方には、テント泊のほうが満足度が高いはずです。
- 外の空気や音を身近に感じたい方: 布一枚の向こうに、川の音や鳥の声、夜明け前の冷たい空気があります。三景園は大武川の清流と森に囲まれたキャンプ場で、テントで目覚める朝はこの場所ならではの時間です。
- 設営そのものを楽しみたい方: 地面の傾きを見て向きを決め、ペグを打ち、タープを張る。自分たちの手で「今日の家」をつくる過程そのものが、キャンプの楽しみだという方も多いものです。
- 道具がそろっていて、使ってみたい方: 新しく買ったテントや、こだわりのレイアウトを試したい方には、テントサイトのほうが自由がききます。
- サイトの条件を選びたい方: テントサイトはエリアや区画の選択肢が多く、AC電源付きの区画(一部のみ)や、テントサイト内を簡易ドッグランのように使えるドッグランサイトもあります。各エリアの様子はキャンプ場・設備のページで確認できます。
星空を眺めてからそのまま眠りにつき、朝はテントから出てすぐに山の空気を吸い込む。そんな過ごし方を思い描いているなら、テント泊を選ぶ理由は十分にあります。
雨の日・寒い季節はどう過ごす?
結論からいえば、雨の予報が出ている日や冷え込む時期は、バンガロー・ログハウスのほうが気持ちに余裕を持って過ごしやすくなります。ただ、どちらを選んでも「外で過ごすキャンプ」であることは変わりません。
雨の日
テント泊で雨に降られると、設営・撤収の手間が増えるうえ、濡れたテントやタープを持ち帰って家で乾かす作業も待っています。バンガロー・ログハウスなら寝る場所が濡れる心配がなく、荷物も室内に置いておけます。
それでも、炊事や外での食事は雨の影響を受けます。雨の日は、レインウェアと濡れてもよい靴、着替えを多めに用意しておくと安心です。テント泊を選ぶ場合は、タープの下で過ごせるようにしておくと、雨の時間もキャンプらしく楽しめます。
寒い季節
三景園は標高約700mにあり、平地より朝晩の冷え込みが早くやってきます。11月の朝晩は3〜5℃前後まで冷え込み、下旬にはさらに下がる日もあります。バンガロー・ログハウスはフローリングの床で地面からの冷えが伝わりにくく、室内のAC電源で電気毛布などを使うこともできます。とはいえ、寝袋やマットは冬向けのしっかりしたものを用意し、服装も重ね着できるようにしておくのが基本です。
晩秋の服装や寝袋の選び方、焚き火での暖のとり方については、11月の三景園キャンプ|朝晩の気温の目安と寒さ対策で詳しくご紹介しています。なお、三景園には営業期間があります。11月以降のご利用を考えている方は、その年の営業最終日をご確認ください。
迷ったときの決め方

それでも決めきれないときは、次の4つを順番に考えてみてください。
- テントを持っていて、立てたことがあるか: 持っていない、または立てた経験がほとんどないなら、まずはバンガロー・ログハウスが無理のない選択です。
- 天気予報と時期はどうか: 雨の予報が出ている、あるいは冷え込む時期なら、バンガロー・ログハウスに傾けて考えると安心です。
- 一緒に行くのは誰か: 小さなお子さんや、キャンプに慣れていない家族・友人がいるなら、設営の負担が少ない方を選ぶと全員が楽しみやすくなります。
- 今回いちばん楽しみにしていることは何か: 外で眠ること、設営すること自体が目的ならテント泊。景色や食事、焚き火の時間をゆっくり味わいたいならバンガロー・ログハウスでも十分に楽しめます。
「最初はバンガロー・ログハウスで三景園の雰囲気に慣れ、次はテントで泊まってみる」という段階の踏み方もおすすめです。一度場所の様子を知っておくと、テント泊のときもサイト選びや持ち物の準備がぐっと楽になります。
バンガロー・ログハウスは3棟のみです。空き状況やご予約はご予約についてのページからご確認ください。
よくある質問
はじめてのキャンプならどっちがいい?
設営に不安がある、小さなお子さんがいる、天気が読めない、といった条件が一つでも当てはまるなら、バンガロー・ログハウスから始めると安心です。テントを立てる経験そのものを楽しみたい方や、道具をすでにそろえている方は、テント泊でも問題ありません。どちらを選んでも、キャンプ用具(寝袋・マット・調理道具など)はご自身で用意する点は同じです。
雨予報のときはどうする?
日程を決める段階で雨の予報が分かっているなら、バンガロー・ログハウスを検討すると、設営・撤収の手間や濡れたテントの片付けを避けられます。テント泊にする場合は、タープとレインウェア、着替えを多めに用意しておきましょう。キャンセルの規定はご予約についてのページでご確認いただけます。
バンガローでもキャンプ気分は味わえる?
味わえます。建物の外にはキャンプスペースがあり、調理道具やテーブル・チェアを持ち込んで、外での食事や団らんを楽しめます。眠る場所が建物になるだけで、キャンプの楽しみ方そのものはテント泊と大きくは変わりません。
テント泊にもバンガロー泊にも、それぞれの良さがあります。今回のメンバーや季節、楽しみにしていることに合わせて、無理のない泊まり方を選んでみてください。